沢山のモーターを繋げて、そのうちの一つに電流をを流し ほかのモータ

沢山のモーターを繋げて、そのうちの一つに電流をを流し
ほかのモーターから電流を取り出すと、入力した電力と出力される電力でどのような差がありますか? たとえば10個モーターを用意しそれを連結させそのうちの一個にだけ電流を流し、残りの九個のモーターを回転させると、そこから発電される電力と入力した電力ではどちらのほうが大きくなりますか?また、その理由も教えてください。
全く知識のないものなのでわかりやすくお願いします。



電気エネルギーも機械エネルギーも単位は[W](ワット)で表します.
最近では自動車のエンジン出力も馬力ではなくワットで表示しますね.
さて、モーターに100Wの電気エネルギーを入力した場合、軸から機械的に得られるエネルギーは90Wくらいがいいところです.この場合、効率90%ということになり、残り10%は損失です.
特に効率が良いモーターでも90数%といったところで、100%を超えることは決してありません.
損失になる分は、モーターの巻線抵抗による発熱、鉄心の損失による発熱、軸受けの摩擦、冷却空気の抵抗などで、損失分は最終的には全部熱になります.
ですから、回転しているモーターは結構熱くなります.掃除機などではよくわかりますね.
モーターを発電機として使ったときも同様で、100Wの機械入力で軸を回転させても、得られる電気エネルギーは100W未満です.
これは複数の発電機の軸を連結して回転させたときでも同じで、全部の発電機の電気出力を合計した値が100W未満になります.
(仮に一定の電気負荷がかかっていた場合、2個、3個と発電機の台数を増やしていくと、どんどん軸を回すのが重たくなって回転数が下がってしまいます)
モーターと発電機の軸を接続した場合、モーターの電気入力から発電機の電気出力までの効率は、モーターの効率×発電機の効率になります.
仮にどちらの効率も90%と仮定すると、総合効率は81%になります.
もし、総合効率が100%を超えれば永久機関が作れるのですが、昔から永久機関を発明したと自称する人はたくさん居ましたけど、実現したものは一つもありません.
バッテリーから高電圧を得たり、交流の周波数変換をするために、モーターと発電機を直結した「電動発電機」というものが使われていたことがありますが、大きく重く、騒音も出て、効率も良くないため、半導体式のインバータ装置に置き換えられて、現在ではほとんど使われていません.